ケフィア ウイルス感染に対する保護栄養食品(Kefir: Aprotective dietary supplementation against viral infection) より
数百種類の有用菌で構成されているケフィアグレイんで牛乳を低温・長時間発酵したケフィアには発酵過程で乳蛋白由来の複数のペプチドが形成される。形成されたペプチドはバイオティクスとしての機能を持っており、ジカ、C型肝炎、インフルエンザ、ロタ等)からの感染を抑制するために、免疫系を活性化する。ケフィアの抗ウイルスメカニズムは、マクロファージやじゅじょう細胞の増強、クラスター分化陽性(CD42+)CD8+、免疫グロブリン(Ig)G+、及びサイトカイン(IgA+B細胞、T細胞、好中球、及びIL-2、IL12、インターフェロンγ)の産生を促進する。また、ケフィアの抗炎症はIL-6、TNF-αの発現を減少させる事による。これにより、COVID-19感染によるサイトカインストームを阻害する。
コロナウイルスは上皮細胞表面のACE2に接着して感染する。へパラン硫酸はACE2との親和性が強く、コロナウイルスの受容体をブロックする事でコロナウイルス感染を防御する。
EsV3とは本サプリに配合している素材の頭文字です。Eは褐藻フロロタンニンの一部であるエコール群、sは豆乳ケフィア発酵物、V3はタラ肝油に含まれているビタミンD3です。これらの成分を配合したEsV3の効果を(ラット)自社、(ウサギ)中国の医学部で近日中に開始します。
高濃度フラクトース摂取は腸の表面積を広げ栄養素の吸収が増加し、肥満傾向になる(Patricia M et al, Dietary fructose expands the gut and acids fat uptake. NAT,597,180-182, 2021.)。
西村栄美ら(東京医科歯科大)は17型コラーゲンは皮膚の表皮細胞の若さを維持し、老化細胞を排除するとの論文を発表(Nature: stem cell competition orchestrates skin homeostasis and aging)。或る低分子化合物が17型コラーゲンはを分泌促進させ、表皮幹細胞の競合によって老化細胞を排除し、若い細胞と入れ替え、若さを維持する。頭髪も同じメカニズムで薄毛、抜け毛等を改善する。
以前、本項に睡眠と認知機能との関係を記載した。そのメカニズムも多くの人達が明らかにしており、定説化している。事実、Severine Sabiaらがイギリスに住む8千人を25年以上にわたって追跡調査して、6時間以下、7時間、8時間以上に分けて分析した所、6時間以下の群は認知症発症リスクが30%も高くなると発表(Severine Sabia et al.:Association of sleep duration in middle and old age with ibcidenxe of demwntia. Nature communications, 2021,12: 2289.)。
エコールが上皮細胞増殖因子受容体のチロシンキナーゼ活性を阻害してがん細胞の増殖を阻止する。しかしこの径路に抵抗性を有するがん細胞(例えばgefitinib抵抗性)でもエコールは作用する事がRong Xu.et al, Eckol,gefitinib, _Non-small cell lung cancer; Tyrosine Kinase inhibitor(TKI) resistance, Autophagy, European J0urnal of Pharmacology.EJP-57727.に掲載される。
研究に使用しているエコールはハイドロックス社の物である。
全身性炎症と腸内細菌叢・腸内環境に関する研究は盛んに行われ、その結果に基づいて沢山の商品が販売されている。善玉菌が優勢の人がコロナウイルスに感染した場合、重症化リスクは非常に低くなる。さらには、感染による抗体力価も非常に高くなる。等々の研究が報告されている。良好な腸内細菌叢を確保維持する最も簡単で、継続可能な方法はプロバイオではなく、プレバイオであろうと考え。プロバイオではビフィズス菌や乳酸菌等の善玉菌は大腸に定着せず、素通りするばかりで、免疫担当細胞を賦活化、増殖させる単鎖脂肪酸産生には関われない。ブレバイオでは宿主の善玉菌を増殖させ、単鎖脂肪酸を始め宿主に有用な代謝物、免疫力増加を期待できる。是非MFGMの構成成分であるSA-HSを配合した商品ABLでアッカーマンシア 菌、ビフィズス菌、乳酸菌等の無善玉菌を優勢にして、コロナウイルスを始め種々のウイルス感染を防止し、制限のない陽気な日々を。
良質な睡眠が認知症を回避させるとの説は賛否あり、統一した説にはなっていなかったが、ハーバード大学研究者達が3819人の高齢者を対象に、150以上の指標に基き、睡眠と認知機能に関して大規模な調査をした所、睡眠と認知機能には従来より予測されていた通り関連があると結論した。優れた認知能力のある人は年齢に関係なく良い睡眠をとっていた(Ina jonlagic,et al:Macro and micro sleep architecture and cognitive performance in older adults. Nature Human behaviour)。
我々は従来より日本酒や酒粕の機能成分を研究しており、様々な生理機能がある事を見出している。特に酒粕を使った食品を摂取している人達はリラックスして良質の睡眠を得ており、高齢者でも矍鑠として元気である。日本酒や酒粕がセロトニンやメラトニンを誘導してリラックスや良質の睡眠を取れることから、Ina Jonlagicらの説を支持できる。
毎日14時間の断食を継続するだけでインスリン調節タンパクや抗がん反応が上昇し、肥満指数やウエストが有意に減少し、血圧も正常値に改善した、と ベイラー医科大学研究グループが発表。メタボが要因の全身疾患がかなりのかくりつで予防できる。最も簡単な14時間のだんじきは既に多くの人が実施している夕食後翌朝の朝食まで、一切飲食しない事です。
加齢と共にテストステロンが減少する。血清テストステロンを上昇させる手法は運動(horie,et al.:FASEB J 2014, 28:1891-1897)、やテストステロン補充療法である。テストステロンが少なくなると、筋肉量や筋力の低下、骨密度の低下、認知機能の低下、造血能の低下、脂肪量の増加、BMIの増加によるメタボ等々の諸問題が現れてくる。テストステロン補充等をしなくてもE型コンドロイチンの摂取で、内因性のテストステロンを若い頃と同じ程度に増やせる。これによって、テストステロン低下に起因する諸問題をクリアできる。E型コンドロイチンがオステオカルシン を産生させ、このオステオカルシンがレイデッヒ細胞に働きかけ、テストステロンの分泌を促す(F. Oury et al,:Cell, 144,794-809, 2011, 沼田修治、他、エビデンスレポート)。E型コンドロイチンはGAGsに配合されており、充分な効果を発揮している(健康365,1月号)。是非参考にして下さい。
IGA腎症は慢性腎炎の中でも最も多く、ステロイド薬等で治療しているが、約4割が末期腎不全に移行する。IGA腎症の原因は扁桃炎であり、扁桃にウイルス、細菌等が感染して炎症が生じる。扁桃への感染を防げば結果としてIGA腎症を防止できる。口腔細菌叢を乱さない広スペクトルの抗菌、抗ウィルス成分を含有しているEckol、甘酒、ケフィァなどを日常的に摂取する事で慢性腎炎を防止できる。まずはその主因である扁桃炎防止に努めるべきである。
以前E型コンドロイチン硫酸を用いて H2Allenoneを提供していた。今回ヘパラン硫酸(HS)をリーズナブルの価格で提供可能に。皮膚のアトピー様炎症の疾患部に高純度フィセチンを塗布した後炎症部の痒みがなくなってから、HSローションで皮膚の正常化を誘導する。入浴後にこの処置を行うとアトピー性痒みを感じる事なく、十分な睡眠を得られる。さらにHSローションは年齢を問わず乾燥肌の正常化にも有効です。乾燥肌はバリア機能を損ない特に重要なディフェンシン(抗菌成分)やタイトジャンクションを失います。
フィセチンが短期・長期記憶に関与している事が明らかにされて以来、サーチュイン(長寿遺伝子)を作動させ、何ら体の心配無しに過ごせる。実験動物の例では、超高齢のマウスでフィセチン療法を試した所、ヒトに換算すると、壮年期ぐらいに若返ったと報告されている。我が社の「天空凛」にはフィセチンが35%も含まれているので、興味がある方は是非試して下さい。
AIFは単独よりも抗ガン剤と併用した方が早くよい結果を得られる事は従来より知られていた。中でもガンの転移部や抗転移に関しては素晴らしい。今回、Rong Xu(武漢科技大)らが我が社のフコキサンチン、エコール(フロロタンニン)による抗ガンメカニズムを発表した(Rong Xu et al.,Fucoxanthin eztracted from Laminaria Japonica inhibits metastasis and enhances the sensitivity of lung cancer to Gefitinib, J Ethnopharmacology, 2020.
歯周病菌(P.gingivalis)が脳内アミロイドβ受容体(RAGE)を増加させ血液中のアミロイドを脳内に取り込み、神経細胞毒性を示すAβ1-42を蓄積して、徐々に認知機能の低下を招く。アルツハイマー治療薬は何も成功していないので、未然に防ぐ研究が盛んに行われている。歯周病菌(P.gingivalis)を阻害する天然成分は褐藻のフロロタンニン、赤シソエキス、バニリン 等のが知られている。これらの成分は口腔常在菌には殆どの影響していないので日々の口腔洗浄で使用して歯周病菌(P.gingivalis)を除去。
牛乳、豆乳其々ケフィア粒での発酵物にミクログリアの炎症を抑制する分子量1,000以下のペプチドが存在。この成分は消化液で分解されないばかりでなく、消化管経由の方が認知機能発現活性が高い。摂取量はこのペプチド10mg/60kg体重でよく、ケフィア発酵液として100gで十分だある。