多量の塩が腸内細菌叢に影響し、乳酸菌の一種であるLactobacillus murinusを枯渇させる。これによりTh17細胞を誘導して自己免疫疾患を発症させる(マウスの実験)。ヒトでのパイロット試験でも同様で、少量の食塩負荷でも腸内Lactobacillus族の生存低下からTh17細胞の増加や血圧上昇が認められた(Nat ,55,684, 2017)。
減塩食を継続しましょう。
食塩過多は高血圧、心血管疾患の原因のメカニズムの一端が明らかに
2017/12/26
2017/12/26